小川孔輔先生ブログ

  • 2009.11.24 Tuesday
  • 11:03

先日、法政大学の小川孔輔教授、並木雄二教授、インパックの守重知量社長と会食をさせていただきました。
その時のことを小川先生がブログに書いて頂いたので、ご紹介させていただきます。

小川先生は、マーケティングの大家でもありますが、多くの現場、企業の実践に基づいて研究していますので、非常に内容も普通の学者の先生とは違って、マーケット理論も大変説得力のある先生です。


20091124-1私はCDと日めくりを差し上げたのですが、小川先生から「マーケティング入門」という厚さ4cmの著書をいただきました。

理論と実務が融合した実践的テキストです。

トヨタ自動車、資生堂、ユニクロ、キリンビバレッジ等の事例も多く出ています。

本が厚いのでまだ全部読んでいませんが、非常に参考になる本だと思います。

「マーケティング入門」 小川孔輔著
日本経済新聞出版社 3,990円



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小川孔輔先生のブログ

「励まされる人と言葉(ISK飯塚先生の教え)」

 その方と同席していると、何とはなしに、気持ちが前向きになってくるひとがいる。わたしの場合は、ISK経営塾の飯塚保人(やすんど)さんである。飯塚さんは、2000人を超える経営者を育てたコンサルタントである。御殿場で御自身所有の馬で乗馬をするために、いつもカウボーイハットをかぶって歩いている。
 先日も、インパックの守重知量(ともかず)社長と一緒に、市ヶ谷の中国飯店で飯塚先生とお食事をさせていただいた。IM研究科の並木雄二教授もご一緒だった。遅れてこられた先生から、開口一番、自作のカラオケCD(自演)と、「人生を開く 絶対積極 日めくり」を渡された。CDがよしとして、この「日めくり」がおもしろい。前向きに人生を生きるための心得が、一日一篇、短い言葉で表現されている。 31日分、表から始まる31編と、裏から始まる31編のふたセットの「日めくりカレンダー」である。表バージョンを紹介する。面白いのを3篇。あとは、飯塚さんから、日めくりセットを、800円で購入のこと。

 表の1 「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分だけ」 ん、なるほどである。人間が落ち込むのは、たいてい、過去の所作への後悔か、他人の行動に対する不満である。飯塚先生の言葉にしたがえば、他人と自分の過去はどうしようもないのだ。最終責任は、自分と割り切れば。気持ちが楽になる。

 表の4 「準備のための準備をする。準備のしすぎはしない」 言いえて、妙である。準備には、その前にきちんと練っておくプロセスが必要である。よく考えて、準備をしなければならないが、その準備が重荷になってはいけない。適度な負荷をかけるだけでよい。準備の気持ちは忘れてはいかないが、完璧である必要は無い。気持ちが楽になる。

 表の9 「問題とは あるべき姿と現状との差のこと。あるべき姿がない人に 問題を論じる資格はない。」 いつも理想を掲げて行動せよとの教えである。「問題」の本質を突いている。目標を高く掲げることで、問題が明らかになる。自分のいる位置が確認できる。理想を明確に描けないことが問題なんだな、と。

 表の10 「あるがまま。こだわりを抜けば 本質が見えてくる」 気持ちが重くなるのは(先が暗くなるのは)、つまらないところに、こだわりを持つからである。こだわりを捨てれば、あるべき姿は自然な形で見えてくる。背伸びをしなくていいのよね、と飯塚先生に言われれば、納得である。

 さて、本日は20日である。 表の20 「人間の伸びる3要素 素直さ 明るさ 行動力」 単純明快である。これが大切なのは、若者だけではない。年寄りも同じである。本質的に素直な人間は、年齢に関係なく、前向きにやることを躊躇しない。疑り深くないから、気持ちが明るい。とりあえずやってみようとする。だから、失敗もするが、それば肥やしになるから、伸びていく。

 そういう若者や経営者を、飯塚先生は育ててきた。育てている。たくさんのひとに、明るさを与えている。偉い人である。尊敬できる数少ない偉人である!ご本人が明るいからである。

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飯塚 保人

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    人も経済と共に移動する

    • 2009.11.19 Thursday
    • 09:09

     台湾の剛さんの息子さんからメールを頂きました。

    <内容>
    20091119-1
    就業仲介サービスの104人力銀行の最新調査によると、台湾企業の中堅社員の76.6%が「中国企業で働きたい」と考えていることが分かった。

    中国との経済緊密化の流れの中、来年には中国企業による求人が今年より増えると見込まれる。

    中国の内需拡大に伴って、優秀な人材を確保したい販売系の中国企業が台湾の人材に高給を提示する動きも加速する可能性がある。

    104人力銀行によると、今年11月時点で台湾域内の求人は全般的に1月に比べて3割増加。

    特に光電、電子部品、半導体の分野では倍増した。

    17日付旺報が伝えた。
     

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    <コメント>

    世界は刻々と変わっています。まさに無常です。

    前回の報告でもゼネコンが堅調であるとありました。

    日本では建設業界はまさにどしゃ降りの状況です。

    お金のあるところに人と情報とモノ流れるといいますが、台湾の人材も中国に流れているようです。

    経済もアジアブロックで考える必要があると思います。




    飯塚 保人



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      カーシェアリング

      • 2009.11.17 Tuesday
      • 13:22

      人間の欲求には、所有欲と使用欲があります。
      趣味のモノをコレクションするは所有欲です。
      テレビなどは、所有欲というよりも使用欲です。
      いまはテレビを持つことが目的ではなく、画像や音声、情報を得るためにテレビを購入するのです。

      20091117-1
      所有と使用の中間にあるものが、カーシェアリングです。
      カーシェアリングとは、1台の車を複数の人で共同で利用するシステムです。
      同じようでも、レンターカーは不特定の人をターゲットにしています。
      免許証の提示、保険の加入と手続きが煩雑になります。


      ジップカー社は、アメリカに会員30万人、年商120億というカーシェアリングの会社です。
      ジップカー社の会員になると、車を使いたいときにインターネットで申し込みができます。
      顧客にとってのメリットは、TPOに合わせて、仕事使いではセダン、ファミリーではRV、デートではスポーツカーと使い分けられることです。
      洋服を着替えるように車が使えます。

      日本でもカーシェアリングのビジネスが多く生まれています。
      神奈川県では、電気自動車を平日は県庁で使用し、休日は県民が使用するというシステムを開発中です。

      厳しいビジネス環境ですが、足もとにビジネスモデルが沢山あります。



      飯塚 保人

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        コンサート

        • 2009.11.16 Monday
        • 12:03

        サントリーホール“ブルーローズ”で行われた、ミックコンサートに行ってまいりました。

        剛 嘉宏さんとのゆりさんのご夫婦の、チェロとフルートの演奏会です。

        20091116-1

        曲名は、「シチリアーナ」と「スマイル」です。

        素晴らしい演奏会でした。

         20091116-3   20091116-2

        ご夫婦で共通の趣味を持つことは素敵なことだと思います。
        多くのご夫婦でも、とかく共通のテーマがないものですが、剛ご夫婦は、毎年二人で演奏会をやることは、とても素晴らしいことです。

        また来年も、お二人のアンサンブルを聴きに行くのを楽しみにしています。



        飯塚 保人

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          経営禅研究会

          • 2009.11.13 Friday
          • 16:23

           わたしが主宰する経営禅研究会の11月例会がありました。
          57名ほどの方が集まりました。
          昨日は、照顧脚下・眼横鼻直という講話を行いました。
          ビジネスの基本は、足元、そして当たり前のことを当たり前にです。


          懇親会では、日本BE研究所の行徳哲男先生も飛び入り参加され、非常に盛況な会となりました。

          来月、行徳先生と一緒に研修会を開きます。是非みなさん、ご参加ください。

          http://www.isk.ne.jp/support_menu/091201.pdf(PDF)

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            IFEX

            • 2009.11.12 Thursday
            • 10:46

            インパックさんが出展している「IFEX 国際フラワーEXPO」に行ってきました。

            20091112-1    20091112-2

            IFEXは今年で6回目の開催となり、毎年、国内・海外からたくさんの花業界の会社が出展している、アジア最大のフラワーショーです。

            20091112-3

            20091112-4   

            今年のインパックさんの展示ブースは“We are Flower People”というコンセプトで、花に関する提案を行っています。

            20091112-5

            11月13日まで開催していますので、是非皆さんも足を運んで下さい。

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              セカンドアカデミー交流セミナー

              • 2009.11.11 Wednesday
              • 16:00
               昨日、クライアントのセカンドアカデミーが主催する交流セミナー
              が開催されました。


              大学生涯学習センターやエクステンションセンターの担当者の方
              が30名ほど集まった、活気のあるセミナーになりました。
              セカンドアカデミー2

              セミナーの講師に(株)umariの古田氏。

              丸の内朝大学を中心に、コンセプトを追求していくことの大切さ
              や楽しさをお話いただきました。
              セカンドアカデミー3

              生涯学習も、大学も今後はただある講座を開催するのではなく、
              自分たちの特徴、コンセプトを出さないと生き残れない時代です。

              コンセプトを徹底することで、やるべきことも自然と見えてきます。
              足元にある宝にも気づくことができます。

              セカンドアカデミー1

              セカンドアカデミーの佐々木社長からは、最近の生涯学習を取り巻く
              状況を過去に開催してきた、セカンドアカデミー公開講座のデータを
              分析した結果を交えながら説明されました。

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                ISK経営塾

                • 2009.11.09 Monday
                • 12:30
                 第79期ISK経営塾 第6回を開催しました。


                この日はグループ課題にしていた、マーケティング関連図の発表
                がありました。
                ISK経営塾4

                発表をするインパックの薗田さん。

                ISK経営塾3

                サクセスアライアンスの児玉さんです。

                マーケティング関連図は、現状を明確にするだけでなく、あるべき姿を
                組み込むことで、「今何をするべきか」「今何をしてはいけないか」が明
                確になってきます。

                未来をイメージして、やるのは”いま・ここ”です。


                特に「誰に(ターゲット)」、「何を(第一商品・第二商品)」自分は提供し
                ているのか、絞込むことが大切です。
                絞り込むことで、お客が見えてきます。


                戦略のミスは戦闘では補えません。
                マーケティング関連図を活用することで、戦略のブレをなくしていきま
                しょう。
                ISK経営塾1


                12月1日に合同研修会を開催します。
                山本益博氏による講演もあります。
                テーマは「イチローに学ぶ失敗と挑戦」です。

                ぜひご参加ください。
                詳細・お申込はこちらから。


                飯塚 保人
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